商品紹介:なぜ燃えないのか?防燃水のメカニズム

天然木に不燃剤を施すことにより、火災により、熱にさらされるとまず、吸熱分解反応を起こし周囲の温度を下げます。
更に高い熱が加わると、素材表面は燃えにくい黒鉛となり膜となったその表面が木材内部からの酸素の供給を遮断します。この反応が燃えないメカニズムになっているのです。
通常火災は熱と、酸素と燃える素材の反応によって起こります。
不燃材は、このメカニズムを変化させることにより、燃焼を持続させなくしているのです。

防燃水のメリット

1 優れた防火難燃効果の実現

2 有毒ガスを発生させない

3 燃焼速度の遅延化と低発煙化

4 無色無臭で素材感を損ないません

5 素材の質にも影響を及ぼしません

6 シロアリを寄せ付けません

 

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主成分のホウ酸化合物が、250度以上の高温になると吸熱分解反応を起こし、対象物の温度を発火温度以下に抑えます。それと同時に、成分中の結晶水が消化作用を機能させます。さらに、この反応により不燃性生成物が生じ、対象物から発生する可能性ガスの濃度を下げます。また一方、この不燃性生成物が対象物に固着することで、周囲への影響も防ぎます。火災とは、火種の熱で対象物中の炭素が可燃性ガスとなり、それが空気中の酸素と化合し(これがいわゆる「燃焼」です)、そこで発生する熱で新たな火種が発生し、それが周囲に広がる現象のことをいいます。ファイヤーレターデント防燃水が持つ、すぐれた効果の秘密は、炭素(可燃性ガス)という燃焼の原因を取り除いてしまうところにあります。また、もう1つの燃焼の原因である空気中の酸素を遮蔽する効果も併せ持っています。

 

 防炎薬剤試験データ

加熱時間 試験No. 残炎時間(秒) 残じん時間(秒) 炭化面積(m2
1分加熱 1 0.0 0.0 23.3
2 0.0 0.0 28.5
3 0.0 0.0 26.0
着炎後6秒加熱 1 0.0 0.0 22.5
2 0.0 0.0 16.5

 

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